生命保険を解約における5つのデメリットを想定し真面目に考えてみた

生命保険 解約 デメリット

生命保険を解約における5つのデメリットを想定し真面目に考えてみた

生命保険 解約

生命保険の保険料はかつては住居費用や教育費と並んで、家計の大きな割合を占める負担材料でもありました。

近年ではネットなどで情報を得られる環境も整い、知識も豊富な賢い主婦が増え、生命保険を比較して選び、保険料負担が少なくて済む掛け捨ての保険を上手く活用する主婦が増えています。

とはいえ、お子さんに予想外に教育費がかかった、ご主人の収入が減った、ご自身がパートをリストラされた、両親の介護でお金がかかるなど家計が圧迫されてくると、これまで加入してきた生命保険を解約して、保険料負担を減らしたいと考える人も増えてきます。

家計のスリム化や資金の融通を図るために生命保険を解約してしまって、本当によいのでしょうか。

解約してしまったら、二度と同じ状態には戻せない生命保険解約のデメリットと、デメリットを避けるための方法をご紹介します。

生命保険を解約すると起こりうるデメリットとは?

生命保険は万が一の死亡保障をはじめ、後遺障害の保障や三大疾病の診断給付金などの生前保障、病気やケガによる入院や手術に対する給付などの特約を付保しているケースが少なくありません。

そのため、解約した場合、その後に生じる死亡はもちろん、病気で入院したときなどに入院費用を保険の給付金で補えず、全額自己負担するデメリットがあります。

こうした保障切れという一番のデメリットをはじめ、生命保険の解約で気になるデメリットをご案内します。

生命保険の解約における5つのデメリットとは

生命保険の解約をする際に生じるデメリットとしては保障切れをはじめ、解約返戻金の問題と新たに入りたいときに入れないかもしれないといったデメリットも考えられます。

注意しておきたい主な5つのデメリットについて理解を深め、解約前にしっかりと解約して本当に問題ないのか検討するようにしましょう。

デメリット1:掛け捨て型の場合はお金はほとんどかえってこない

保険料が安い掛け捨て型の場合、払いこんだ保険料はほとんど返ってきません。

保険期間中に一度でも給付金を受け取ったという場合なら、少しは元をとれているかもしれませんが、なんら給付を受け取らず、払い込んでいただけという場合、なんとなく損をしている気分にもなるものです。

本当にいらない保障なのか、よく検討しましょう。

デメリット2:貯蓄型の場合は、早期解約すると元本割れする可能性もある

貯蓄型の場合は保険料が高い分、予定利率が高いほど、保険期間が長くなるほど解約した際の返戻金額も増えていきます。

逆に早期で解約した場合、払い込んだ保険料より大きく下回る返戻金しか戻ってこないのが一般的です。

特に、近年は予定利率も低い状況が続いているので元本割れをして損をしないか、解約前に確認をとりましょう。

デメリット3:生命保険に再度加入する場合は保険料が高くなる

現在の生命保険を解約して、別の生命保険に加入し直したい場合をはじめ、いったん解約したうえで、必要があれば、また別の保険に入ればよいと考えている場合、同等の保障内容であったとしても、現在の保険料に比べて保険料がぐっと高くなるので気を付けなくてはなりません。

なぜなら、生命保険料は男女別、年齢別に計算されており、死亡リスクや病気のリスクが高まるほどに高くなる仕組みです。

つまり、年齢を重ねるほど保険料が高くなります。

加入時は20代という場合、終身保険料が変わらないタイプなら、ずっと安い保険料負担で済みますし、更新タイプでも更新時までは保険料は変わりません。

この点、20代で入った終身保険を30代で解約し、40代で入り直そうと思った場合、同じ内容であっても保険料が高くなり、入りにくくなることがあるので気を付けましょう。

デメリット4:生命保険に再度加入する場合に病気や持病があると加入できない

解約時に忘れてはいけない、重大なデメリットの一つです。

今の保障内容より充実した生命保険や保険料が安いタイプに乗換えをしようという場合でも、健康状態が悪い場合、入れない可能性があります。

他社の商品への乗換を検討している場合には、まずは新規での加入手続きを先に進めていき、健康状態の診査を経て問題なく契約が成立をしたのを確認してから、現在加入している生命保険を解約するのが基本です。

保険料の二重払いを避けたいなどど、先に解約してから新しい生命保険に入ろうとした場合、万が一、加入を断られた場合、保障切れを起こしてしまうので注意しましょう。

デメリット5:当然ですが「保障がなくなる」ので、解約しても問題ないか十分に注意すること

別の生命保険に入りたい場合、単純に保険料の支払いを減らすために解約したい場合のいずれの場合であっても、解約と同時に死亡保障や入院等の保障は得られなくなります。

診査に通らず、新たな保険に入れなかった場合でも、解約を後からキャンセルして元に戻すことはできませんので気を付けましょう。

生命保険の解約によるデメリットやリスクを回避する方法とは?

保障切れは不安、入院歴がある場合や健康診断で異常を指摘されていて新たに保険に入れないといった場合に、保険料負担をどうにかしたいという場合には解約以外の方法で対応するのがおすすめです。

解約を回避する方法についてご紹介します。

払い済み保険にする

払い済み保険とは、現在、蓄積されている解約返戻金を一時払い保険料として、死亡保障を得る方法です。

たとえば、現在は300万円の死亡保険金が払われる生命保険に加入しており、毎月保険料を払い続け、解約返戻金が100万円貯まっているとします。

この際に払い済みにすれば、100万円分の死亡保障を得ることができ、なおかつ、それ以降の保険料支払いはなくなります。

ただし、掛け捨ての保険ではできず、払い済み後は死亡保障のみで医療特約などはなくなるので注意しましょう。

契約者貸付制度を利用する

契約者貸付とは解約返戻金がある貯蓄型の保険において、解約返戻金の範囲で借りられる制度です。

借りたお金の資金使途は基本的に自由なので、お子様の入学資金などに充てることも可能です。返済も自由にでき、お金の余裕がなければ、返済しなくても問題ありません。

ただし、万が一亡くなると、保険金から借りている金額と利子相当額が控除されます。

自動振替貸付制度を利用する

自動振替貸付は保障切れが起こらないよう、毎月の保険料の支払いが滞った時に、解約返戻金から自動的に保険料に振りかえ、契約の継続を図るための制度です。

リストラなどで保険料が一時的に払えなくなったという場合も、自動振替貸付がある生命保険であれば、一定期間は保障切れをリスクを回避できます。

特約を外したり減額をして保険料の負担を下げる

保険料が負担という場合には、他の生命保険や損害保険の保障内容と重複している特約をカットする方法や保険金額を必要最小限に減額して保険料を抑えて、解約は回避する方法もあります。

どのような変更が可能かは保険会社や商品によって異なるので、担当者に相談しましょう。

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まとめ

生命保険の保険料は家計を圧迫する負担材料となりがちですが、解約した場合には保障切れを起こすことや健康状態によっては新たに入りにくくなる、年齢が上がって保険料が上がるといったデメリットがあります。

デメリットを避けるためには契約者貸付や自動振替貸付をはじめ、保険内容の見直しや払い済み保険などを検討してみましょう。