生命保険の家族型や夫婦型のメリット・デメリットを調べてみた結果!

生命保険 家族型

生命保険の家族型や夫婦型のメリット・デメリットを調べてみた結果!

医療保険やがん保険には「家族型」や「夫婦型」といった商品があります。

これらは、一口の契約で夫婦、または家族全員を保障の対象者とする保険です。

一見お得そうな家族型・夫婦型保険ですが、これらにはどのような注意点があるのか、調べてみました。

家族型保険・夫婦型保険てどんな生命保険なの?

医療保険には特約により被保険者の範囲を配偶者や子供にまで広げられる商品があります。

ここでは、家族型・夫婦型の医療保険の特徴などについて確認してみましょう。

家族型保険や夫婦型保険は、保険の対象となる者(被保険者)を複数人指定することができる保険です。

主な被保険者のことを「主たる被保険者」、その他の被保険者を「従たる被保険者」と呼びます。

家族型保険の子どもの保障の場合

  • 一定以下の年齢であること
  • 同一戸籍であること(結婚や養子縁組などをしていない)など
夫婦型保険の場合

  • 戸籍上の夫婦であること(事実婚を認める場合もあります)

が加入の条件となります。

家族型保険・夫婦型保険のメリットとは?

家族型保険・夫婦型保険のメリットを見てみましょう。

保険料を抑えることが出来る

医療保険 貯金に回す

夫婦それぞれが別々に医療保険に加入するよりも、「家族型」「夫婦型(配偶者型)」で加入した方がトータルの保険料が少なくなる場合があります。

個人型の保険にそれぞれが契約するよりもかなり保険料を抑えることができるでしょう。

夫婦型の場合、従たる被保険者の契約年齢が保険料に考慮されない点も、大きなメリットです。

また、子どもが何人いても同じ契約・同一保険料で保障されるため、子どもの多い家庭にとってはかなりの節約が見込めます。

気を付けないといけないのが、後述のデメリットもしっかりチェックしておく必要があることです。

保険料払込免除特約(特則)があれば主たる被保険者死後も安心

夫婦それぞれの保険証券を2枚管理するより、「家族型」や「夫婦型(配偶者型)」で1枚の保険証券を管理する方が、少しでも管理の負担は少なくなります。

「家族型」や「夫婦型(配偶者型)」の場合、保険料の「払込免除特約(特則)」が付帯されている商品もあります。

MEMO
「払込免除特約(特則)」とは、主人が死亡した場合、残された妻は、保険料を支払わなくても医療保険を継続できる特約(特則)です。

ただし、近年60歳くらいで保険料の支払いを済ませてしまうプランも増えてきていることから、「払込免除」のメリットは薄れてきています。

家族型保険・夫婦型保険のデメリットとは?

家族型保険・夫婦型保険のメリットをお伝えしましたが、実はデメリットもあるのです。家族型保険・夫婦型保険のメリットとデメリットを比較して検討していただくのがベストです。

従たる被保険者の保障が制限されている

多くの場合、従たる被保険者の保障は、メインの被保険者の保障の60%程度までしか付保できないなどの制限が設けられていますので、注意が必要です。

例えば、主たる被保険者が日額1万円の契約なら、従たる被保険者は日額6千円の保障となり、制限されます。

実は、「夫婦型(配偶者型)」の保険料が安くなる理由の大半が、この保障制限によるものです。

一方で、実際に支払う医療費は、配偶者だからといって割り引かれることはありませんので、「妻」の必要保障額も確保できているかのチェックは重要です。

家族構成の変化に弱い

家族型保険 離婚

現代は3組に1組の夫婦が離婚すると言われています。

離婚をすると、従たる被保険者の保障はまったく無くなってしまいます。

死別の場合は、前述したように保険料払込免除特約(特則)の付いた契約であれば継続できますが、付いていなければ契約は消滅します。

(ただし、古い昔の保険の中には、主たる被保険者が死亡した後もそれまでと同額の保険料で従たる被保険者の保障を継続できる保険もありました。)

見直しが難しい

例えば、主人の保障を解約した場合、妻の保障までなくなってしまうのが「夫婦型(配偶者型)」のデメリットです。

このとき、従たる被保険者の健康状態が思わしくない場合、新たに保険に加入することもできず、保障が一切なくなってしまいます。

離婚した場合も同様に、契約が消滅となりますので、注意が必要です。

加入できたとしても、年齢を重ねた分保険料が割高になり、トータルの保険料としては高くなってしまうおそれもあります。

家族型保険、夫婦型保険は、柔軟性に欠けることを認識した上で、加入を検討しましょう。

オススメの家族保険ってありますか?

9月に入籍しました。夫婦でこれからのために生命保険や入院保険加入したいのですが、こういった保険にファミリータイプ(1家族での加入)などというプランを持っている保険会社さんはあるでしょうか?

貯蓄型も考えていますが、途中でどうしても貯蓄を止めたいということが起った場合にデメリットが出ないような保険もないかなと今、迷っています。

夫34歳、私は32歳です。子どもはいません。夫婦共に元気で共働きしています。

独身時にそれぞれ保険に加入していましたが、それは見直しをしようと思っています(おそらくファミリータイプはない様子)。

どんな些細なことでも構いませんので、何か工夫した方がよいところやオススメの保険があればぜひ教えてください。

MEMO
独身のころより加入している保険はまだ解約していません。

夫:某団体で生命保険、入院保険を2口かけた状態です(加入期間は2年程)

私:某大手保険会社で生命保険、入院保険 がん保険に加入している状態です(加入期間は5年程)

引用:ヤフー知恵袋のQ&Aより


お勧めの家族型の保険はありません。

生命保険 おすすめ 無し

生命保険は、出来れば、夫婦であってもそれぞれ持つことをお勧めします。

家族型の保険の多くは、契約者である夫が亡くなったらそれで終わり。夫妻の保障も一緒になくなってしまいます。

ご存知のとおり、平均寿命は女性のほうが長く、しかも男性のほうが年上の夫婦のほうが多いでしょう。

夫妻は長い年月を一人で生きていかなければならないのに、保障も全てなくなってしまっては心細いのでは?

そもそも同じ保険会社で同じ保障内容なら、「個人でそれぞれ入るより夫婦で入るほうが得」ということはありません。

保険会社が特定の人(既婚者)だけを対象に保険料を大きく値引いたりはしません。契約者間の公平性が損なわれるからです。

両方に送らなければならない書類を家族型なら夫だけに送ればいいといった、多少の事務コスト分くらいは安くなっていますが、そんなのはほんのわずか。

夫婦型の保険料が安いのは、上に説明したとおり妻の保障を落としている(保障期間が短い)からです。ついでにいえば、医療と死亡の保障もセットになってのではなく、別々に考えてください。

医療の保障は老後も含めて一生涯必要なもの。死亡の保障は子どもが自立するまで、あるいはご自身が老齢年金を受給するまでなど期間限定で必要な保障。

すべてセットになっている保険では死亡の保障が必要なくなって解約しようと思ったら、医療の保障もなくなってしまいます。

まとめ:生命保険は夫婦であっても「個人型契約」がおすすめ

家族型や夫婦型の医療保険は、主契約が解約もしくは死亡などで消滅した場合、一般的に配偶者の契約も同時に消滅しますので、一生涯保障が最優先なら個人型契約がおすすめと言えます。

ライフスタイルや家族の状況などを踏まえて、最適な医療保険を選択しましょう。