保険の見直し方ってちゃんと理解している?専業主婦が見直すポイント

保険 見直し 主婦

目次

保険の見直し方ってちゃんと理解している?専業主婦が見直すポイント

結婚や出産を機に専業主婦になったり、出産後も共働きを続けていたが何らかの事情で仕事を辞めて、専業主婦になる女性がいます。

そんな、専業主婦に転身したときは保険はどう見直せばいいのでしょうか? 

結婚と同時に専業主婦になった、出産を機に専業主婦になった、出産後も共働きでしばらくたって専業主婦になった、のきっかけ別の保険の考え方と見直し方をみていきましょう。

「専業主婦になったら見直すべき?」結婚後の女性に必要な生命保険

結婚は女性にとっても男性にとっても人生の一大事ですが、結婚をきっかけに専業主婦になるなど、とくに大きな変化があるのは女性です。

生命保険に悩む主婦

結婚して専業主婦になったら、家計のことを考えて自分の保険は解約するべきでは?

などとお悩みの女性もいるかもしれません。

そこでここでは、これまで会社員だった女性が専業主婦になる場合、あるいは働き続ける場合、どのように保険を見直すべきか、について考えてみましょう。

結婚後すぐに専業主婦になった場合

新婚の主婦向け生命保険のポイント

保険に関心がないせいか、勧めてくれる人がいなかったせいかはわかりませんが、シングル時代に保険に未加入の女性は結構多いものです。

結婚を機に仕事を辞め、専業主婦になってもそのままの状態にしている女性も少なくありません。

確かに、専業主婦は生計を担うわけではないので、妻が死亡しても夫が生活費で困ることはありません。

しかし、お葬式代で困るかもしれません。シングル時代の貯蓄で、お葬式代を賄えるくらい貯めてある場合は、お葬式代用の死亡保障は必要ありません。

もし、貯蓄を結婚資金でほとんど使ってしまった女性は、お葬式代程度の金額の死亡保障を準備しておくといいでしょう。

お葬式代程度の死亡保険金というと漠然としていますが、具体的には100万~200万円です。

この保障は子どもができたら増額の見直しが必要なので、10年程度の短い満期の定期保険を利用します。

定期保険は100万円から入れる商品はほとんどないので、500万円で加入を。

もし、子どもができたときに増額の見直しをするのが面倒なら、保険料はさほど高くならないので1000万円で加入してもかまいません。

専業主婦には医療保障も必要です。むしろ、死亡保障よりも必要性は高いといえます。

保険 見直し 妊娠

なぜなら妊娠・出産に関連する病気で入院・手術をするかもしれないからです。

妊娠がわかってから医療保険に入ろうとすると条件付きになることが多いので、妊娠がわかる前に加入しておきたいものです。

もし、医療保険に加入する前に妊娠がわかった場合は、出産をすませてから加入しましょう。

保障額は入院日額5000円から1万円。

保障内容は入院と手術、先進医療の3つがあればOKです。

どんな病気・ケガでも保障額は同じの一般的な医療保険でも、女性疾病の入院は倍額が支払われるなど、女性疾病の保障が手厚い女性専用の医療保険でもどちらでもかまいません。保障期間は終身型が安心でしょう。

すでに保険に入っている妻は、これまで説明してきた、専業主婦に必要な保障を準備できているかチェックしてくだい。

もし、不足があったら、足りない分を追加するか、新たに加入しましょう。

出産を機に仕事を止めて専業主婦になった場合

保険 見直し 出産

働いていても、出産を機に仕事を辞めて専業主婦になる女性もいます。

この段階での保険の見直しは、シングル時代に加入した医療保障の保険と死亡保障の保険の点検です。

医療保障は、前段で説明した保障内容と保障額が確保されていれば、出産で専業主婦になったからといって、特に増額する必要はありません。

死亡保障は子どもができるまではお葬式代の用意が目的でしたが、子どもを産んだ後は子どもの養育費をカバーする目的が追加されます。

幼児のいる妻に万一のことがあると、夫1人で子育てをするのは大変なので、誰かの力を借りるためのお金を用意しておく必要があるからです。

このため、500万円程度を準備していたら、500万円を加算するか1000万円の保険に入り直す見直しを行います。

保険の種類は定期保険で、保障期間は子どもが自分の身の回りのことができるようになるまでの15年でいいでしょう。

出産するまで保険に入っていなかった女性は、死亡保障と医療保障をきちんと確保してください。

出産後も共働きしていて数年後に専業主婦になった場合

最近は出産後も共働きを続ける夫婦が増えていますが、何らかの事情で仕事を辞めて専業主婦になる女性もいます。

共働きの妻は夫と生計をシェアしているわけですから、妻死亡後の家計費や子どもの養育費の不足分を賄うための死亡保障を用意しているはずです。

また、医療保障もきちんと確保していることでしょう。

そのような保険の状態で専業主婦になった場合、医療保障は見直さなくてもいいですが、死亡保障の見直しが必要かを検討してみましょう。

仕事を辞めたということは不足分を補う必要はない状況になるので、死亡保障は500万円から1000万円程度でよくなります。

しかしこの分を減額しても、保険料はさほど減らないならそのままにしておいてもいいでしょう。

子供を妊娠した段階でもう一度見直しを

結婚は男女が生計を一にし、ともに新しい家庭を築いていくための重要なターニングポイントです。

二人でこれからのライフプランや経済的な分担などについてしっかり話し合っておくことも大切です。

結婚時の保険の見直しについては、「将来子どもができた時点で考えればいい」と先延ばしにするのはあまり得策ではありません。

とくに女性の医療保険についてはむしろ婚約時点でしっかりしたものに加入するようにしましょう。

また死亡保険についても、結婚でお互いに責任が発生することからやはり見直しが必要です。

保険金受取人を配偶者にする点は忘れないようにしましょう。

結婚時の見直しはきちんと実行し、将来、子どもができたら夫の保険を再度見直す、という計画性を持っておいた方がいいでしょう。

しかも、子どもの誕生後ではなく、「妊娠がわかった時点」での見直しが理想です。

生命保険の見直し方のポイント【専業主婦の場合】

生命保険を見直そうと思っても、どこから手をつけていいかわからない人も多いもの。

そこで、見直しの手順をステップを追って紹介します。

ステップ1 今の保険の保障内容を確認する

家族全員が加入している保険(共済も含む)の証券を取り出し、被保険者(保険をかている人)ごと分けます。

証券のチェックポイントは5つ。

死亡保障(死亡保険金額)と医療保障(入院日額)は、複数の保険に加入していたら全部を合計します。

  • ポイント1「死亡保障はいくらある?」

    終身保険、定期保険(特約)、収入保障保険(特約)、3大疾病保障定期保険特約など、死亡時に受け取れる保険金額をチェックします。

    収入保障保険(特約)は、年金年額または月払い給付金額で記載されています。

    年金年額の場合は年金年額×残りの回数(または残りの年数)、月払い給付金額の場合は月払い給付金額×12か月×残りの年数で計算します。

    このとき、災害割増特約や傷害特約など、事故で死亡したときに上乗せされる保険金額は含めません。

    必要な死亡保障額は病死の保険金額で判断するからです。

  • ポイント2「医療保障はいくらある?」

    病気、ケガで入院したときに受け取れる入院日額をチェックします。

  • ポイント3「その他は、どんな保障がある?」

    死亡と入院以外に、どんな保障がついているかをチェックします。

    たとえば、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)にかかったときに一時金が受け取れる、がんやがんを含めた生活習慣病で入院したときに入院日額が増える、女性特有の病気で入院したら入院日額が増えるなど。

  • ポイント4「保障期間はいつまで?」

    死亡保障と医療保障がいつまで続くかをチェックします。

    死亡保障は終身保険(一生涯)と10年などの更新型の特約で構成されていることが多いので、特約の残り期間を確認します。

    医療保障も更新型は残り期間を確認します。

  • ポイント5「保険料はいくら?」

    現在の保険料と、更新後の保険料をチェックします。

    更新型は、保険料の払込が終わるまで、いくら払うかの総合計額も計算しておきましょう。

    もし、保険証券を見てもよくわからない場合は、保険会社の営業担当者または相談窓口などで確認しましょう。

ステップ2 自分に必要な保障額を把握する

必要な死亡保障額は、性別、未婚か既婚か、職業、扶養の必要のある子どもの人数、住まいは持家か賃貸か、貯蓄はどれくらいあるか、など人によって状況で異なります。

必要死亡保障額のシミュレーションができるサイトなどを利用して把握しましょう。

必要な医療保障額は、人によって状況で大きく異なることはありません。最低でも日額5000円、できれば1万円が目安です。

ただ、自営・自由業の人は、会社員に比べて公的保障が少ないので、1万5000円を目安にしましょう。

ステップ3 保障の過不足をチェックする

加入している保険の保障額と、必要な保障額の過不足をチェックします。

また、保障の内容に不満がないかもチェックしましょう。

見直しが必要なのは、主に以下のようなケースです。

  • 死亡保障額が適正額と比べて過不足は500万円以上。
  • 死亡保障額は適正額だが、必要な保障期間(子どもが独立するまで)をカバーできていない。または、カバーするためには更新する必要がある。
  • 医療保障は、更新型である。
  • 医療保障額が入院日額2万円以上ある。

また、見直しを検討した方がいい主なケースを以下にあげておきます。

  • 医療保障は入院日額5000円あるが、これではパワー不足だと思う。
  • 医療保障の内容が不満(たとえば、短い入院は保障されない、1入院の保障限度日数は30日・60日などで短い、がんの保障をもっと充実させたいなど)。
  • いらないと思う保障の特約がついている(たとえば、3大疾病保障定期保険特約、通院特約など)。
  • 保険料を払い続けられないかも(更新後の保険料も含めて)。

見直しの方法としては、増額、減額、払済、追加加入、新規加入、解約がありますが、どの方法がよりよいかを検討して実行することが見直しの総仕上げとなります。

専業主婦・共働きで生命保険を見直すポイントと最適なプラン

結婚は保険を見直すタイミングのひとつです。

結婚して、専業主婦になるのか、共働きをするのか等によって保険の保障内容を見直す必要が出てきます。

専業主婦になる場合は貯蓄性の高い終身保険と少額短期保険を併用して備えたり、共働きの場合は女性向け保険でがんだけでなく妊娠・出産時の保障も充実させたりなど選択肢は様々です。

今回は、結婚した際に保険を見直す際のポイントを専業主婦と共働きの各ライフプランに合わせてみていきましょう。

結婚は保険を見直す大きなタイミング!

結婚によって、財産や資産の共有がされ、生活の面でもお金の面でも共同生活が始まります。

そのため結婚は保険を見直す大きなタイミングとも言われ、お金や生涯設計を含めたプランを話し合う機会になります。

パートナーとよく話し合って、これから二人でどのように人生を歩んでいくのかを決めていきたいですよね。

2人でしっかりライフプランを話し合う

結婚をした際は住まいをどうするか、どのように生活していくか、お金の運用の仕方などを話し合う必要があります。

専業主婦になるのか、共働きとして生活するのかなど選択肢は十人十色です。

結婚を機に保険を見直す際は以下の項目について話し合ってみましょう。

  • 女性側は働くのか、専業主婦になるのか
  • 保険料の予算
  • 今まで加入していた保険の保障内容の見直し

共働きと専業主婦でだいぶ変わる!必要な保険の種類

女性が結婚した際に、共働きとして働き続けるのか、専業主婦になるのかということは家計に大きな影響を与えます。

どちらも素敵な選択ですが、保険料の予算や必要な保障が変わってきますので、きちんと話し合っておきましょう。

特に、すでに保険に加入しているという方は保障内容を見直す必要があるので注意が必要です。

例えば

  • 共働きの場合は、死亡保障も医療保障も充実させ、さらに子供ができた場合に働き続けるのかどうかでまた状況が変わってきますので見直しのしやすい定期保険で柔軟に対応できるようにしたいところです。
  • 専業主婦になる場合は、医療保障は少なめに終身型保険を貯蓄として活用することで老後の備えもしていきましょう。

旦那さんの保険は怪我・病気だけでなく死亡保障もしっかりと付けないとダメ

結婚したら男性側も保険を見直しましょう。

これから一家の大黒柱として家庭を支えていく男性は、怪我や病気などで働けなくなった際の保障も必要になります。

最近では、怪我や病気で働けなくなった際の収入を補償してくれる保険もあります。

旦那さんが万が一働けなくなった際にどのように家計を維持していくのかも合わせて話し合いたいですよね。

結婚して共働きをする家庭にオススメの保険プラン

結婚して共働きする家庭は、経済的に余裕が作りやすいため各々の保障を手厚く組むことも可能です。

死亡保障で万が一に備えながら、医療保障で妊娠・出産など将来を見据えた備えをしていきましょう。

共働きカップルの保険見直しポイントは以下の通りです。

保険見直しポイント

  • 万が一の死亡保障は必ずつける
  • 女性向け保険で必要な医療保障を検討

生命保険で死亡保障をつける

パートナーどちらかに万が一のことがあった場合に、お葬式の費用やその後生活を立て直すための資金として死亡保障をつけることをお勧めします。

共働きの場合は、片方に万が一のことがあった場合もどちらか片方が働き続けることができるため、死亡保障はお葬式代として備えると考えておきましょう。

女性向け保険で医療保障をつける

共働きの場合、経済的に少し余裕が出てくるため医療保障を充実させることができます。

女性向け保険では、女性特有のがんや病気だけでなく、妊娠・出産時の保障も兼ね備えている保険商品もあります。

結婚してすぐ奥さんが専業主婦になる家庭にオススメの保険プラン

結婚して専業主婦になるという方もいると思います。

専業主婦になる場合は生活スタイルが大きく変わるため保険の見直しが特に必要になります。

女性側が専業主婦になる家庭の保険見直しポイントは以下の通りです。

保険見直しポイント

  • 終身保険は死亡保障と貯蓄性を重視する
  • 少額短期保険で妊娠・出産の期間だけ手厚く保障

専業主婦でも保険加入、特に「死亡保障」は必要

専業主婦の方こそ注目して欲しいのが死亡保障です。

普段、家事や育児をこなしている専業主婦の方ですが、万が一の際は旦那さんが仕事をしながら家事や育児をこなすことになるということを想像してください。

病気や死亡の際の保障を備えておくことによって、入院やお葬式の費用などを保険でまかない、ベビーシッターや家事代行サービスなどの利用する余裕もできます。

終身保険を貯蓄として活用する

結婚して専業主婦になると自分の収入がなくなるため貯蓄をするのがなかなか難しいですよね。

そんな場合は、終身保険を貯蓄として利用しましょう。

終身保険には、解約返戻金というものがあります。

これは払込期間満了の際に、今まで支払った額に返戻率をかけた金額が解約金として支払われるというものです。

妊娠・出産に備えた保障を短期少額保険で賄う方法もあるって知ってた?

妊娠・出産への備えは、その期間だけ保障を手厚くすることができる少額短期保険という選択肢もあります。

少額短期保険では、妊娠・出産時の入院や帝王切開などの手術に対して保障をつけることができます。

何に備えておくことがベストか迷ったらFPに相談

現在、保険商品は多種多様にあり、保障内容や保険料なども様々です。

「どれくらいの予算」で、「どのような保障がつけられるのか」などに迷った際は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するというのもひとつの方法です。

その際はパートナーとも話し合い、二人で保険の見直しをすることをお勧めします。

FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみる >>

MEMO
※FP(ファイナンシャルプランナー)とは

節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、ありとあらゆる分野を扱うお金のエキスパートなのです。

まとめ

結婚は保険を見直すきっかけになります。

これからの人生をどのように歩んでいくのかパートナーとよく話し合って決めていきたいですよね。

また、結婚だけでなく、妊娠・出産、子供の進学や就職などでも保険の保障内容は見直す必要が出てきます。

その時の家族のライフプランに合わせて保険を考えていきたいですね。