生命保険の約款は必ず一度は読んでおこう。特に注意して見る大事な所

生命保険 約款とは

生命保険の約款は必ず一度は読んでおこう。特に注意して見る大事な所

生命保険の約款には、保険会社が保険金を支払う場合の条件や支払額が記載されています。

定められている疾病になった場合はいくら、入院した場合はいくらなとど、どんなときに支払われるか参考になるものです。あわせて、保険料の支払いや告知や通知の義務についても書かれています。

当たり前ですが、ご自身の保険契約の内容は約款を読めば全て分かります。

生命保険の約款とは何が書かれているのか?

生命保険の約款には、その保険の契約内容が書かれています。

約款を読み理解しておくことで、どんなときに使える保険かが分かります。保険証券の裏側に記載されていたり、別途冊子で配布されたり、さまざまな形が採られています。

最近は生命保険会社のホームページなど、インターネット上から読むことができるようにもなりました。

約款の交付には金融庁(内閣総理大臣)の許可が必要

約款を交付するためには、金融庁(内閣総理大臣)の許可が義務付けられています。

保険契約者にとって、不利な契約が締結されないように防止するためにこのような制度が採られています。

保険会社は約款を作成したら、契約者には配布するのではなく、その前に金融庁に報告して許可を取る必要があります。

契約者を守るための大事な制度とも言えます。

生命保険の約款に記されている免責事項とは

生命保険の約款には、免責事項が記載されています。免責事項というのは、支払事由に該当しない場合のことです。

どんな場合でも、請求したら給付を受けられると考えがちですがそうではありません。請求しても請求対象外となったということがないよう、約款を確認しましょう。

保険金や給付金が受け取れない旨の内容が書かれています。

支払事由に該当しない場合ってどんな時?

支払事由に該当しない場合ですが、保険金が支払われない、給付金が支払われないといった内容が書かれています。

保険契約に契約する前、責任開始日以前の疾病や手術などは請求できません。その他、入院日数が定められている日数よりも足りないときや定められている手術ではなかったときなど支払事由に該当しない場合があります。

免責事由に該当した場合ってどんな時?

免責事由に該当する場合について確認しましょう。

自殺については免責期間が3年間と定められているのが一般的です。

昔の契約ですと1年や2年でしたが、最近の契約は3年間と定める場合が増えてきました。

契約によって異なるので確認する必要があります。

殺人など、保険金受取人の故意によるときも免責事由に該当します。

告知義務違反による解除の場合ってどんな時?

告知義務違反をした場合は、当然ですが保険金や給付金が受け取れません。

持病があるのに告知をしなかったり、手術をしたことがあるのに伝えなかったり、飲んでいる薬があるのに告知しなかったりといった場合があります。

保険金や給付金が受け取れないだけではなく、契約が解除になる、また最悪保険会社から告訴されることもあるので、うそ偽りなく告知しましょう。

重大事由による解除、詐欺による取消、不法取得目的による無効の場合

保険金受取人が保険金を受け取りたいと考え、故意に事故を起こしたりなど、重大事由により契約が解除されることがあります。その他、契約時に保険金や給付金を受け取ろうと詐欺をしたり、保険金や給付金を受け取ろうと不法取得目的で加入した場合無効になることがあります。

契約が無効になると、保険金や給付金は受け取れません。

暴力団の生命保険契約は解除になる

生命保険 暴力団

現在、金融庁が金融業界全体に反社会的勢力と関わらないよう取り組みを行っています。生命保険会社も含まれており、生命保険会社は暴力団排除条項を導入しています。

保険を契約する方、被保険者や保険金・給付金の受取人が暴力団排除条項に該当する場合は保険契約が解除されます。

暴力団、暴力団員など細かく定められています。

解釈の違いによる誤解って何?

約款には、高度障害保険金を受け取れる場合について記載されています。

死亡保険金は被保険者が死亡したときに受け取れるだけではなく、高度障害に該当したときにも受け取れます。

高度障害はいくつかケースがありますので、約款にて確認しましょう。高度障害だと思い請求しても、実際請求対象外になることが多々あります。

高度障害保険金の受取対象となる高度障害状態

高度障害状態は、いくつか該当するケースがあります。

両眼の視力を全く永久に失ったもの、言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったものをはじめ、さまざまあるので約款を確認しましょう。思っているよりも、大変な状態であることがほとんどです。

身体障害等級1級に該当する状態でも、高度障害状態とされない場合もあります。

生命保険の約款や保険証券を紛失したらどういう手続きが必要?

約款や生命保険証券を紛失した場合は、速やかに保険会社に連絡しましょう。

紛失したからといって、保険契約が解除されたり、保険金や給付金を請求できないということはありません。

約款や生命保険証券は、再発行してもらうことができます。再発行の書類に記入してから手続きされるなど、保険会社により手続き内容が異なります。

保険契約は約款(やっかん)をよく読んでから行うべし!

保険契約をするとき、営業職員などから契約内容についての説明を受けることになります。説明を聞いて納得して契約をするという方が多いですが、約款を読んでから契約しましょう。

約款には支払事由に該当に該当しないケースや請求ができるケースなど詳しいことが書かれています。正しく請求するためにも約款の確認が大切です。

生命保険の「約款」は超重要です!

重たい冊子で約款を渡されたり、生命保険会社のホームページを見たものの細かい字でたくさん内容が書かれていたりと、途中で挫折したくなるかもしれません。

約款がなくても、保険契約は継続しますし、保険金や給付金を受け取ることはできます。しかし約款には保険契約の内容が詳しく書かれていて、正しく請求するための役立つツールです。

どうしても面倒な場合は「ご契約のしおり」部分だけでも読むこと

生命保険契約の約款は、契約書にあたるものでとても大切です。

契約書は隅々まで読みたい、けれども時間がない、読むのが大変と挫折する方も多いです。そこでご契約内容のしおりに注目してください。

ご契約内容のしおりは、大切なポイントがまとめて書かれています。内容が分かりやすく、スムーズに読みとることができます。

「ご契約のしおり」には何が書いてあるの?

ご契約内容のしおりには、さまざまなことが書かれています。

保険契約をする際に、契約者や被保険者が注意しなくてはいけないことや、クーリングオフについての記載もあります。あわせて、保険契約の内容を確認できます。

主契約をはじめ、入院や手術などの特約について内容を知ることができるようになっています。

知識を深めるって目線で見ると「約款」を読むのも楽しい!

約款は小さい字でたくさん文章が書かれているので、読むことをあきらめるという方もいるでしょう。しかし約款を読むことで、知識を養うことができます。

高度障害状態とはどんな場合を指すのか、疾病はどんなケースがあるのか、手術はどんな場合をいうのかなど、役立つことがたくさん書かれています。

知識を養うとともに、興味を示すきっかけになります。

申し込み時には約款受け取りの受領印が必要

保険契約を申し込む際は、いくつか捺印する場所があります。そしてその中に、約款を受け取りましたと受領印を押す場所もあるのをご存知でしょうか。

約款について保険契約時に説明を受け、受取っているはずです。後から受け取っていない、そんな話は聞いていないとおっしゃる方もいますが本来はありえません。

まとめ

保険契約によって異なりますが、中には何百ページもある重たい約款を渡されることがあります。

字も小さく、どこに何が書いてあるか分からないと読むことを挫折してしまうかもしれません。

しかし約款は、支払事由に該当しない場合や支払事由に該当する場合など、大切なことがたくさん書かれている大切なものなので確認しましょう。